午前十時の映画祭

一週間後の2月5日より、あのお祭りがより豪華にボリュームアップして帰ってきます。その名も『午前十時の映画祭』

この企画は過去の名作をスクリーンで今一度上映して生粋の映画ファンはもとより、映画好きでない若い層をもファンとして育て上げようという理念に基づいて企画されたものであり、そのラインナップも非常に名作・傑作ぞろい、とても楽しい映画祭となっております。何よりも素晴らしいのは大人1000円、学生500円という非常に良心的な価格設定。上映館数も第一回の時の25館から倍に増え、全国50館となりました。それでも網羅しきれてはいないのですが、そこは今後続いてゆくであろう第三回、第四回に期待しておくこととしましょう。午前十時の一回しか上映されないというのが難点でもありましたが、第二回からは東京のみゆき座と大阪のTOHOうめだの二館のみですが赤の作品群(第一回で上映されていた50本)を終日上映してくれるので、観るチャンスが格段に増えたと言っても過言ではありません。
今回は第一回の時に果たせなかったコンプリートを目指してみようかななどと思っています。好きな映画を観ることだから頑張るのも全然苦とはなりませんしね。ひとまず二月は赤の作品群から大脱走、戦場にかける橋、ニュー・シネマ・パラダイス、映画に愛を込めて アメリカの夜の四本を、さらに青の作品群からET、シザーハンズ、バックトゥザフューチャー、アメリカン・グラフィティの四本、計八本をこの映画祭で観ようかという計画を立てています。なんだか胸が弾むようなラインナップではありませんか?バックトゥザフューチャーとニューシネマパラダイスは個人的にオールタイムベスト級の作品であるということと、どちらもソフトは持っているのですがスクリーンでは観たことがなかったのとが重なってとても楽しみなのです。やはり心にずっしりと残っている作品を劇場の音響と映像で見ることができるというのは素晴らしいことですから。

いずれにせよ2月5日の開幕が楽しみです。